弓箭筋(読み)キュウセンスジ

デジタル大辞泉 「弓箭筋」の意味・読み・例文・類語

きゅうせん‐すじ〔‐すぢ〕【弓×箭筋】

手相で、人さし指と中指の間に入っている筋。剣難の相とされる。
「話に聞いた―は、剣難に遭ふといふ筋だ」〈伎・吾嬬鑑〉

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精選版 日本国語大辞典 「弓箭筋」の意味・読み・例文・類語

きゅうせん‐すじ‥すぢ【弓箭筋】

  1. 〘 名詞 〙 手相の一つで、人差し指と中指の間にはいっている筋。剣難の相という。
    1. [初出の実例]「切るるはきうせん筋か若楓〈重明〉」(出典:俳諧・ゆめみ草(1656)夏)
    2. 「生れ出るから究(きはま)ってきうせん筋(スヂ)といふものあるよし」(出典浮世草子・風流曲三味線(1706)三)

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