デジタル大辞泉 「引付奉行人」の意味・読み・例文・類語 ひきつけ‐ぶぎょうにん〔‐ブギヤウニン〕【引付奉行人】 鎌倉幕府・室町幕府の職名。引付衆とともに頭人を補佐し、書記の役を務めた。引付右筆ゆうひつ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「引付奉行人」の意味・読み・例文・類語 ひきつけ‐ぶぎょうにん‥ブギャウニン【引付奉行人】 〘 名詞 〙 鎌倉・室町幕府の役職名の一つ。引付②に属して引付衆とともに頭人を補佐し、書記の役をつとめたもの。引付奉行。[初出の実例]「訴状為二非拠一者、不レ可レ賦之由、可レ被レ仰二問注所一歟、尋明可レ成二御教書一之旨、可レ被レ仰二五方引附奉行人一歟」(出典:新式目(正応三年~六年か)(1290‐93か)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の引付奉行人の言及 【引付方】より …1249年(建長1)12月9日に初めて置かれた機関で,三~五方の部局に分かれ,所領相論を中心とする裁判を担当した。一方は引付衆と引付奉行人とからなる。引付衆は評定衆兼務の2~3名を含んだ若干名で構成され,評定衆兼務の1名が引付頭人として,他の引付衆の補佐を得て,訴訟全体の指揮をした。… ※「引付奉行人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by