デジタル大辞泉
「引染」の意味・読み・例文・類語
ひき‐ぞめ【引(き)染(め)】
布地にはけで染め液を引いて染めること。また、その染め物。小紋・友禅などの地染めに用いられる。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
ひき‐ぞめ【引染】
- 〘 名詞 〙 布面に刷毛で染液を引いて染めること。小紋・友禅などの地染めに多く用いられる。刷毛染ともいう。〔京染の秘訣(1925)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
引染
ひきぞめ
染色法の一種。岡染ともいう。布を張り広げ,刷毛で染液を引いて染める方法。糊などの防染剤を用いて模様をつくる。のれん,ふろしきなどを染めるのに用いられる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の引染の言及
【料紙装飾】より
…光沢が半透明な薄様は染紙にして,異なった色の薄様と重ね合わせて中間色にするなど,微妙な使い方がなされ,とくに女性の消息などに愛用された。染紙は色の染め方で,漬染(つけぞめ),引染(ひきぞめ),繊維染に大別できる。漬染は紙を染料に繰り返し漬けて染める方法で,当時の染料としては茜(あかね),紫草(むらさき),蘇芳,紅花,櫨(はぜ),梔子(くちなし),苅安,藍,黄蘗ほか多くの種類があげられる。…
※「引染」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 