…必要に応じて従儀師を立てて役割分掌をすることもある。宗派によっては同様の進行役を会行事,会役者,故実者,引頭(いんとう)などと称し,法会の格式によって役名を使い分けている。【高橋 美都】。…
…諸々の作法や故実を熟知し,機転のきく事相(儀式の実際面)の専門家があたり,他の職衆(しきしゆう)と区別しやすい装束をつける。日常の小規模な法要においても進行役は必ず設けられるが,宗派によって会奉行をおく法会の格式に制限(勅会と本山の親修法要のみ)を加える場合があり,そのときは会行事,会役者,威儀師,故実者,引頭(いんとう)などの役名を用いる。会奉行(または会行事)を統括責任者として,その下に副会行事,会役者数名を配することもある。…
… 平安時代から中世にかけて〈大工〉の意味はしだいに変化する。たとえば1208年(承元2)の興福寺北円堂造営では,番匠(ばんじよう)大工2人・引頭(いんどう)8人・長(おさ)20人・連(むらじ)11人,瓦葺き大工2人・引頭2人,瓦造大工1人,鍛冶長2人,鋳物師大工1人が参加しており,大工は番匠,瓦葺き,瓦造,鋳物師の統率者としての役名あるいは肩書となっている。構成は律令期の大工,少工,長上工,番上工とちがって大工,引頭,長,連となっており,大工はそれぞれの職種ごとにその長を示している。…
※「引頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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