弘大(読み)コウダイ

精選版 日本国語大辞典 「弘大」の意味・読み・例文・類語

こう‐だい【弘大】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ひろく大きいこと。また、そのさま。広大。
    1. [初出の実例]「今度の水無神社の宮司さまのなさるものは、それは弘大な御説教で」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)
    2. [その他の文献]〔詩経‐大雅・民労〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「弘大」の読み・字形・画数・意味

【弘大】こうだい

ひろく大きい。〔韓非子、揚権〕夫(そ)れなるは弘大にして形無きも、なる覈理(かくり)して普(あまね)く至る。群生に至りては、斟して之れを用ひ、物皆(な)り、而も其のきに與(あづか)らず。

字通「弘」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む