水無神社(読み)みなしじんじゃ

世界大百科事典 第2版の解説

みなしじんじゃ【水無神社】

岐阜県大野郡村に鎮座。古くより,〈みなせ〉〈すいむ〉とも読まれているが,現在正式には飛驒一之宮水無神社と呼称。水無大神をまつる。水無とは〈水成し〉,また〈水主(みぬし)〉の意というが,富山湾に流入する神通川上流の宮川の水源地位(くらい)山を神体山とする。社前を流れる宮川は本社付近では砂礫の下を潜流することから水無川ともよばれ,それより来た名とみられる。創建年代不詳。神階は867年(貞観9)従五位上,881年(元慶5)従四位上,延喜の制で国幣小社,のち飛驒国一宮となる。

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世界大百科事典内の水無神社の言及

【宮[村]】より

…東の久々野(くぐの)町との境にある宮峠は太平洋側と日本海側の分水界をなす。宮峠北麓に飛驒一宮の水無(みなし)神社があり,宮の地名はこれに由来する。村内で産出されるヒノキ,イチイを材料とする編笠,イチイ細工が特産で,乗鞍岳,御嶽山,日本ラインなどの観光基地向けに出荷されている。…

※「水無神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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