コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

弥三郎節

2件 の用語解説(弥三郎節の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉プラスの解説

弥三郎節

青森県津軽地方の民謡。同地方で実際にあった嫁いびりを歌ったもの。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

弥三郎節
やしゃぶろうぶし

青森県つがる市森田(もりた)町あたりで歌い出された民謡。江戸中期の1808年(文化5)森田村相野(あいの)に住む農家の伊藤弥三郎という男が、隣村水元村に住む万九郎の娘を嫁にもらった。弥三郎の親は冷酷で、嫁を牛馬以上にこき使いいじめ抜いたが、弥三郎も見て見ぬふりをした。ついに嫁は泣く泣く暇をとった。この事件を数え唄(うた)にしたもので、もとは12番まであったという。この唄は、嫁が弥三郎の家を出るときの嫁自身の呪(のろ)いのことばだとも、あるいは、嫁に同情した土地の人が、弥三郎に社会的制裁を加えるためにつくったものだとも、または、村々を回る読売りとよばれる瓦版(かわらばん)売りが、歌の文句を売りながら歌ったものだともいわれている。哀愁のこもった民謡で、1951年(昭和26)秋、東京で披露されてから全国的に広まった。[斎藤 明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

弥三郎節の関連キーワード津軽塗津軽三味線津軽山唄ホーハイ節津軽じょんから節貝焼き味噌青森県青森市富田青森県黒石市袋松木明津軽地方

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

弥三郎節の関連情報