日本歴史地名大系 「弥勒庵」の解説 弥勒庵みろくあん 愛媛県:川之江市金川村弥勒庵[現在地名]川之江市金田町金川俚伝によると、大西備中守元武の死後、杉御前が夫と子供の供養のためにここにこもり、一ヵ月後に自刃したといい、笹踊の歌詞に「杉の御前が元武様の後をともろう弥勒庵よ」とある。本尊の弥勒仏(高さ五六センチ、檜材一木造)は鎌倉時代初期のものである。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by