弥勒庵(読み)みろくあん

日本歴史地名大系 「弥勒庵」の解説

弥勒庵
みろくあん

[現在地名]川之江市金田町金川

俚伝によると、大西備中守元武の死後、杉御前が夫と子供の供養のためにここにこもり、一ヵ月後に自刃したといい、笹踊の歌詞に「杉の御前が元武様の後をともろう弥勒庵よ」とある。本尊弥勒仏(高さ五六センチ、檜材一木造)は鎌倉時代初期のものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 祭礼 古式 芝居

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む