強盗提灯(読み)ガンドウヂョウチン

デジタル大辞泉 「強盗提灯」の意味・読み・例文・類語

がんどう‐ぢょうちん〔ガンダウヂヤウチン〕【強盗灯】

銅板・ブリキ板などで釣鐘形の枠を作り、中に自由に回転できるろうそく立てを取り付けた提灯。光が正面だけを照らすので、持つ人の顔は見えない。忍び提灯。龕灯がんどう

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精選版 日本国語大辞典 「強盗提灯」の意味・読み・例文・類語

がんどう‐ちょうちんガンダウチャウチン【強盗提灯・龕灯ドウ提灯】

  1. 〘 名詞 〙 銅板やブリキ板などを釣鐘の形に作り、中に自由に回転するろうそく立てと反射鏡とを付け、光が一方だけを照らすようにしたもの。遮眼灯(しゃがんとう)。がんどう。しのびちょうちん。
    1. 強盗提灯〈敵討魚名剣〉
      強盗提灯〈敵討魚名剣〉
    2. [初出の実例]「四人ならびてがんだう挑灯(テウチン)さし上」(出典浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)四)

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