強薬(読み)つよぐすり

精選版 日本国語大辞典 「強薬」の意味・読み・例文・類語

つよ‐ぐすり【強薬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 少量でも強い作用を及ぼす薬物劇薬
    1. [初出の実例]「冷薬・妙薬の強薬(ツヨグスリ)を飲んで急に本腹(ほんぶく)すれば」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)三)
  3. 効果を一層強めるために添加する薬剤
    1. [初出の実例]「つよぐすりよはぐすりけた薬などいひて、いろいろさまざまにあはせもちゆといへども」(出典:仮名草子・為愚痴物語(1662)三)
  4. 爆発する力の強い火薬
    1. [初出の実例]「二つ玉の火薬(ツヨグスリ)切って放てば」(出典:落語・端物講釈(1891)〈三代目春風亭柳枝〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む