強請言・強請事(読み)ねだれごと

精選版 日本国語大辞典 「強請言・強請事」の意味・読み・例文・類語

ねだれ‐ごと【強請言・強請事】

浄瑠璃・鎌田兵衛名所盃(1711頃)名所屏風「をのれ風情に長田殿の何の知人、ねだれこというて叩かれな」

ねだり‐ごと【強請言・強請事】

〘名〙 ねだっていうことば。言いがかりをつけて金品を要求することば。ねだり口上。ねだれごと。
洒落本・太平楽巻物(1782)「だんだんゑように実が入て、とりつけひっつけねだりごとも」

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