当が付く(読み)あたりがつく

精選版 日本国語大辞典 「当が付く」の意味・読み・例文・類語

あたり【当】 が 付(つ)

  1. 気持がかたむく。惚れる。
    1. [初出の実例]「旦那さん、春さんにあたりがつきましたか」(出典:洒落本・箱まくら(1822)上)
  2. 見当がつく。手掛かりができる。
    1. [初出の実例]「誰とも当(アタ)りの付(ツカ)ざる故」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)二)
  3. あたり(当)を取る

あて【当】 が 付(つ)

  1. 物事について、こうであろうという推測ができあがる。見当がつく。
    1. [初出の実例]「小みけの敵手と、多過ぎて当(アテ)がつかぬ」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉壱円紙幣の履歴ばなし)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む