当り散らす(読み)アタリチラス

デジタル大辞泉 「当り散らす」の意味・読み・例文・類語

あたり‐ちら・す【当(た)り散らす】

[動サ五(四)]不快感や不満を自分の胸に収めかねて、関係のない周囲につらく当たったり、怒ったりする。八つ当たりをする。「部下に―・す」

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精選版 日本国語大辞典 「当り散らす」の意味・読み・例文・類語

あたり‐ちら・す【当散】

  1. 〘 自動詞 サ行五(四) 〙 心中に不満や不快がある時、まわりの人や物にむやみに怒りをふりまく。八つ当たりをする。
    1. [初出の実例]「何か心にさはりしやら、あたりちらして此糸を、側へ引きよせはなさばこそ」(出典:人情本・春色恵の花(1836)初)

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