当来導師(読み)とうらいどうし

精選版 日本国語大辞典 「当来導師」の意味・読み・例文・類語

とうらい‐どうしタウライダウシ【当来導師】

  1. 仏語来世に出現するという導師。五六億七千万年を経たのちにこの世に出現して、衆生(しゅじょう)を済度するという彌勒菩薩(みろくぼさつ)をさす。当来の導師。
    1. [初出の実例]「南無当来導師とぞをがむなる」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android