当薬龍胆(読み)とうやくりんどう

精選版 日本国語大辞典 「当薬龍胆」の意味・読み・例文・類語

とうやく‐りんどう タウヤクリンダウ【当薬龍胆】

〘名〙 リンドウ科多年草。北海道・本州中部以北の高山から朝鮮シベリア・北アメリカに生える。高さ一〇~二〇センチメートル。葉は対生、根生葉は倒披針形茎葉は披針形で長さ二~五センチメートル、基部は合着して短い鞘(さや)となって茎を抱く。夏、梢頭に先が五裂した筒状花を二、三個つける。花は淡黄色緑色の細かい斑点がある。根に苦味があり健胃薬にする。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android