精選版 日本国語大辞典 「当身」の意味・読み・例文・類語
あて‐み【当身】
〘名〙
※評判記・吉原すずめ(1667)上「あなたよりあてみいづるとも、やはらにあへしらふべし」
② あてつけの言動をすること。
※洒落本・富賀川拝見(1782)尾竹屋の段「おたよがかほを見るたびかんしゃくおこる。少しづつあて身になる」
※洒落本・六丁一里(1782)少年国「幇漢府 あてみもつ まねる」
※滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)下「そこら中う当身(アテミ)をきめて〈略〉、怨霊に責ぬかれるぜ」
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