当麻寺当麻曼荼羅

山川 日本史小辞典 改訂新版 「当麻寺当麻曼荼羅」の解説

当麻寺 当麻曼荼羅
たいまでらたいままんだら

当麻寺に伝わる綴織(つづれおり)の阿弥陀浄土変相図。中将姫(ちゅうじょうひめ)が蓮糸で織ったという伝説をもつ。「観無量寿経」による観経変相図の代表作。唐の浄土教家善導(ぜんどう)の「観経四帖疏」に準拠するという。阿弥陀三尊を中心とする極楽浄土図の左右下縁に「観経」序文と十六想観を表す。下縁の九品来迎図(くほんらいごうず)の図様は不明であるが,後世模本では阿弥陀を立像あるいは座像で表す二様がある。銘文帯に天平宝字7年(763)の年紀があったとの「建久御巡礼記」の記事から奈良時代作とみる説,綴織技術の高さや表現様式から唐での作とする説がある。縦395cm,横397cm。国宝。なお,鎌倉時代以後信仰を集め,同寸あるいは4分の1,16分の1などの大きさの模本が数多く制作された。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む