形付(読み)なりつけ

精選版 日本国語大辞典 「形付」の意味・読み・例文・類語

なり‐つけ【形付】

  1. 〘 名詞 〙 裁縫などで、布や紙などに跡をつけ、しるしとするのに用いるへら。
    1. [初出の実例]「概ね針箱とて小箪笥形のもの用ひらる。其他、尺度(さし)剪刀(はさみ)・鏝・火熨・糸巻・なりつけ等普く知る所なり」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中)

かた‐つき【形付】

  1. 〘 名詞 〙 形、模様のつくこと。また、それのついているもの。
    1. [初出の実例]「新きかたつきや只すたるらん 無文小袖をきるばかりなり〈一正〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む