役割語(読み)ヤクワリゴ

デジタル大辞泉 「役割語」の意味・読み・例文・類語

やくわり‐ご【役割語】

話し手性別年齢階層を、聞き手(読み手)がそれと推測できる、型にはまった言葉話し方老人の使う「わし」や「じゃ」、明治の女学生語に始まる「てよだわ言葉」、上流階級婦人が使う「ざあます言葉」など。小説劇画などで、会話だけで登場人物の性別・階層などを示すのに便利に使われる。
[補説]日本語学者金水きんすい敏が提唱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む