精選版 日本国語大辞典 「役扶持」の意味・読み・例文・類語 やく‐ぶち【役扶持】 〘 名詞 〙 江戸幕府で、ある職務に付属して給した俸祿(ほうろく)。[初出の実例]「御役扶持弐拾人扶持 御鉄炮玉薬奉行」(出典:御触書寛保集成‐三〇・享保九年(1724)七月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の役扶持の言及 【扶持】より …また大奥女中などは,退職後も在職中の功により扶持を続けて受ける場合もあった。(3)旗本が駿河加番,大坂船手(ふなて)役などの役に就くと,分限高に応じて扶持米が支給されるが,これは役料の一種であり,役扶持,手当扶持と呼ぶこともある。(4)陣屋に赴く江戸詰めの代官や将軍の日光社参に従う従者に対して,江戸出立から帰府までの期間支給される扶持は,出張手当の一種である。… ※「役扶持」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by