彼っきり(読み)あれっきり

精選版 日本国語大辞典 「彼っきり」の意味・読み・例文・類語

あれっ‐きり【彼きり】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「あれきり」の変化した語 )
  2. あれきり
    1. [初出の実例]「渥美へもあれっきり挨拶にも行かず」(出典:俳諧師(1908)〈高浜虚子〉四六)
  3. あれきり
    1. [初出の実例]「如何(どん)なって、畢竟(つまり)あれっ限(キリ)人間だがね…」(出典新世帯(1908)〈徳田秋声一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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