彼奴等(読み)キャツラ

デジタル大辞泉 「彼奴等」の意味・読み・例文・類語

きゃつ‐ら【等】

[代]三人称人代名詞。「きゃつ」の複数。あいつら。「下宿を―に占領されてしまった」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「彼奴等」の意味・読み・例文・類語

きゃつ‐ら【彼奴等】

〘代名〙 (「きゃつ」に接尾語「ら」の付いたもの) 他称。他者を卑しめていう語。あいつら。
歌舞伎・傾城若紫(1705頃)中「彼奴(キャツラ)五人三人は蠅とも思はぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android