日本歴史地名大系 「彼方村」の解説
彼方村
おちかたむら
- 大阪府:富田林市
- 彼方村
文禄三年(一五九四)一二月には、当村のうち四九石余が北条氏規領(北条家文書)。同年一一月の彼方村検地帳(中野家文書)では高五七三石余。寛永一一年(一六三四)一部が近江膳所藩領となり、正保郷帳の写とみられる河内国一国村高控帳では高五七三石余、うち狭山藩北条領九七石余・膳所藩領四七六石余、ほかに山年貢高二石余(膳所藩領)。以降領主の変化なく、延宝年間(一六七三―八一)の河内国支配帳では狭山藩領九七石余・膳所藩領四七八石余。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報