高持百姓(読み)たかもちひゃくしょう

精選版 日本国語大辞典「高持百姓」の解説

たかもち‐ひゃくしょう ‥ヒャクシャウ【高持百姓】

※財政経済史料‐八・官制・地方職制・雑・宝暦一一年(1761)九月二九日「高持百姓欠落久離等、届書差出方之事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の高持百姓の言及

【小前】より

…17世紀後半期には近世村落(小農村落)が成立し,身分や家格に拘束されることなく高持百姓全員が村落構成員としての資格を獲得するようになるが,近世村落の成立によって,百姓としての権利と義務(用水や入会地の利用権,年貢・諸役・村入用など諸負担の義務)を持つ高持百姓を小前と呼ぶようになる。しかし小前の用語にはかなり広い意味が含まれていて,(1)高持百姓のすべてを指す場合,(2)村役人以外の一般の高持百姓を指す場合,(3)無高の水呑百姓をも含めて,弱小な小百姓を指す場合,などがある。…

【高持】より

…高持百姓,本百姓ともいい,貢租負担者として幕藩制社会の基盤をなす農民層。検地によって領主に把握された農民(検地帳登録人,名請人(なうけにん))には,(1)田畑とともに屋敷を登録された者,(2)田畑のみを登録された者,(3)屋敷だけを登録された者,などがいる。…

【百姓】より

… 17世紀後半期には小農の自立がすすみ,複合家族が解体して傍系親族や下人が分立し,隷属的・半隷属的小農民の零細石高(こくだか)所持者への転化,あるいは水呑(みずのみ)への転化が進行し,所持石高の大小にかかわらず石高所持者がすべて百姓として領主に掌握されるようになった。幕領では1660~70年代,寛文・延宝検地を境にして,検地帳に高請地の登録を受けた高持百姓が百姓とされ,これが本百姓と呼ばれた。彼らの家族構成は単婚小家族形態をとり,農業経営は小農経営を営んだ。…

※「高持百姓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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