デジタル大辞泉 「後凋」の意味・読み・例文・類語 こう‐ちょう〔‐テウ〕【後×凋/後彫】 《「論語」子罕しかんの「歳寒くして、然る後松柏の凋しぼむに後おくるるを知る」から》苦難に耐えて最後まで固く節操を守ること。「―の心」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「後凋」の意味・読み・例文・類語 こう‐ちょう‥テウ【後凋・後彫】 〘 名詞 〙 ( 「論語‐子罕」の「歳寒然後、知二松柏之後一レ凋也」による ) 松柏が普通の草木におくれて、しぼむこと。転じて、苦難に堪えて固く節操を守ることのたとえにいう。[初出の実例]「寒心旅客雖二樗散一、含二得後凋一欲レ守レ貞」(出典:菅家文草(900頃)四・早霜)[その他の文献]〔孫綽‐秋日詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例