後月(読み)アトゲツ

精選版 日本国語大辞典 「後月」の意味・読み・例文・類語

あと‐げつ【後月】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あと」は、前、以前の意 ) 先月。前月。あとの月。あとつき。
    1. [初出の実例]「その新助はあと月、ぢがいをしられましたといふ」(出典:咄本・鹿野武左衛門口伝はなし(1683)下)
    2. 「最(も)う跡月(アトゲツ)帯を致しましたはな」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む