後月(読み)アトゲツ

デジタル大辞泉 「後月」の意味・読み・例文・類語

あと‐げつ【後月】

先月。前の月。
「―二一日お泊番とまりばんの時」〈円朝怪談牡丹灯籠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後月」の意味・読み・例文・類語

あと‐げつ【後月】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あと」は、前、以前の意 ) 先月。前月。あとの月。あとつき。
    1. [初出の実例]「その新助はあと月、ぢがいをしられましたといふ」(出典:咄本・鹿野武左衛門口伝はなし(1683)下)
    2. 「最(も)う跡月(アトゲツ)帯を致しましたはな」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「後月」の読み・字形・画数・意味

【後月】こうげつ

翌月

字通「後」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android