コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

 アト

10件 の用語解説(後の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

あと【後】

《「」と同語源》
人の背中の向いている方向。後ろ。後方。「子犬がからついてくる」「郷里の町をにする」
ある時点からのち。
㋐以後。「転んでからのことは覚えていない」「で悔やむ」「二年には完成する」「問題の解決をへ回す」⇔
㋑終了後。「番組ので視聴者プレゼントがあります」
㋒死後。「に残された子供」「を弔う」
ある時点より前。以前。
「四五日―、おれが処へ来て何といった」〈魯文西洋道中膝栗毛
連続するものの中で、次にくるもの。
㋐ある基準で並べた順番の、終わりの方。「名簿のの方」⇔
㋑次の代わりのもの。「おは何にしますか」「電車がからからやってくる」
㋒後継者。後任。「宣伝部長のを決める」
㋓子孫。後胤(こういん)。「が絶える」
㋔後妻。「をもらう」
物事が終わってから残ったもの。
㋐残った部分。残された余地。「の始末をつける」「は次の機会に譲る」「追いつめられてがない」
㋑なごり。あとあとまで心に残るもの。特に、思い出。遺徳。「を引く」「祖父のをしのぶ」
(副詞的に用いて)まだ余地のある状態を表す。今からさらに。「一年任期が残る」「三分で終了します」
(接続詞的に用いて)それから。「、気付いたことはありませんか」
[補説]2㋒の「後を弔う」では「跡」とも書く。

ご【後】

ある事件よりものちの日、または、時。あと。「その」「数分

ご【後】[漢字項目]

[音](慣) コウ(漢) [訓]のち うしろ あと おくれる しりえ しり
学習漢字]2年
〈ゴ〉
空間的にあとの方。うしろ。「後光銃後人後背後
時間的にあとの方。のち。「後刻後日後手(ごて)以後午後今後最後死後事後食後戦後老後
しり。「鶏口牛後
おくれる。「後家
〈コウ〉
うしろ。「後援後宮後続後退後部後頭部
のち。あと。「後悔後期後継後難後任後年後輩後半後遺症
おくれる。「後進国
〈のち〉「後後後程
〈あと〉「後味後後後厄
[名のり]しつ・ちか・のり・もち
[難読]明後日(あさって)後妻(うわなり)後朝(きぬぎぬ)後込(しりご)み

こう【後】[漢字項目]

のち【後】

その時のあと。その事のあと。「晴れ曇り」「協議の結論を出す」
これから先。未来。将来。「の時代を担う人」
死後。なきあと。「の世」
子孫。後胤(こういん)。
「元輔(もとすけ)が―といはるる君しもや今宵の歌に外れてはをる」〈・九九〉

ゆり【後】

後刻。後日。
「我妹子(わぎもこ)が家の垣内(かきつ)のさ百合花―と言へるは否と言ふに似る」〈・一五〇三〉

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

あと【後】

〔「跡あと」と同源。「跡」の意味の拡大したもの〕
( 名 )
物事の実現の順序が、あるものよりも遅いこと。 ↔ 「 A さんが着いた-(に) B さんが着いた」 「食事の-お茶を飲む」
ある時点から時間が経過した時点。のち。 ↔ 「先に行っててくれ。僕は-から行くから」 「今、勉強しておかないと-で困るよ」
ある事の結果、残ったもの。 「 -はこの私におまかせ下さい」 「私はもう長くない。-のことは頼んだよ」
子孫。 「 -が絶える」
後任の者。次に来る人。 「退任した社長の-はもう決まっている」
以前。 ↔ 「『いつ時分からわるいのだえ』『なに十五、六日-からよ』/人情本・梅児誉美 」 → 後ろ(補説欄)
( 副 )
数量を表す名詞に付いて、条件を満たしたり、目標を達成したりするまでに必要な数量を追加するときに用いる語。現段階からさらに。 「 -五分で終わる」 「 -三人すわれる」
別の話題を追加するときに、文頭などに用いる語。 「これで説明を終わりますが、-何か質問がありますか」

ご【後】

あることが起こったのち。あと。 「その-」 「夕食-」

のち【後】

物事の実現の順序が、あるものよりも遅いこと。あと。 ↔ 「討論の-採決を行う」 「特急が発車した-に急行が発車する」 「晴れ-曇り」
かなりの時間が経過した時点。 「清作は-に医者になった」 「 -の世」
子孫。 「秀よりの-、さつまに有といふは是がそれなるべし/胆大小心録」 〔副詞的用法の場合、アクセントは [0]〕 → 後ろ(補説欄)

ゆり【後】

のち。後刻。 「灯火ともしびの光に見ゆるさ百合花-も逢はむと思ひそめてき/万葉集 4087

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

後の関連キーワード悼む甲羅質す著す討つ措く

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

後の関連情報