日本歴史地名大系 「後有田村」の解説 後有田村うしろありだむら 広島県:山県郡千代田町後有田村[現在地名]千代田町後有田・今田(いまだ)・春木(はるき)志路原(しじわら)川に今田川が合流する地域に今田村に囲まれるように位置する。飛郷三日市(みつかいち)・中村(なかむら)・移名原(うつのばら)(移原)などが今田村のなかに、同法蔵寺(ほうぞうじ)が春木村の北西にある。村の西端、志路原川沿いを石見浜田路が通る。「毛利氏四代実録考証論断」所収の元亀三年(一五七二)閏正月一三日付の文書に「後有田之内時久名」とみえる。慶長六年(一六〇一)の検地により高五〇一・九六石となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by