後藤庄三郎光次(読み)ごとうしょうざぶろうみつつぐ

旺文社日本史事典 三訂版 「後藤庄三郎光次」の解説

後藤庄三郎光次
ごとうしょうざぶろうみつつぐ

1571〜1625
江戸初期の金座代表者
彫金家後藤徳乗の弟子で,後藤姓を許された。徳川家康に招かれて幕府の金銀改役となり,慶長金銀鋳造,幕府の貨幣制度を確立した。後藤庄三郎家初代。子孫も代々庄三郎を名乗った。1810年,11代目の不正事件で伊豆に流され絶家した。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android