後送(読み)コウソウ

デジタル大辞泉 「後送」の意味・読み・例文・類語

こう‐そう【後送】

[名](スル)
あとから送ること。「資料後送する」
後方へ送ること。特に、戦場で、前線から後方へ送ること。「負傷兵を後送する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後送」の意味・読み・例文・類語

こう‐そう【後送】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 後方へ送ること。特に、戦場で、前線から負傷者捕虜などを後方へ送ること。
    1. [初出の実例]「真先に進みし長崎特務曹長(三郎)また負傷して後送せらる」(出典:東京二六新聞‐明治三七年(1904)一〇月一六日)
  3. あとから送ること。
    1. [初出の実例]「写真を後送すると書いてあるので、実物を見るのはあと一日か二日遅れるであろう」(出典:砂の器(1960‐61)〈松本清張〉一五)

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