後鎮祭(読み)ごちんさい

精選版 日本国語大辞典 「後鎮祭」の意味・読み・例文・類語

ごちん‐さい【後鎮祭】

  1. 〘 名詞 〙 地鎮祭に対し、宮殿ができあがったのち、またはその土地の使用終了の時に行なう祭儀。現在は、主として神宮式年、臨時造替の時、および大嘗祭の終了後などに行なわれる。
    1. [初出の実例]「後鎮祭廿七日壬午、時午二点」(出典:兵範記‐仁安四年(1169)二月一七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android