デジタル大辞泉 「徒より」の意味・読み・例文・類語 かち‐より【▽徒より】 [連語]《「より」は動作の手段を表す格助詞》徒歩で。歩いて。「他夫ひとづまの馬より行くに己夫おのづまし―行けば」〈万・三三一四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「徒より」の意味・読み・例文・類語 かち【徒】 より ( 名詞「かち(徒)」に、動作の手段、方法を表わす格助詞「より」の付いたもの )① 徒歩で。歩いて。[初出の実例]「皇師(みいくさ)兵(つはもの)を勒(ととのへ)、歩(カチヨリ)龍田に趣(をもむく)」(出典:日本書紀(720)神武即位前戊午年四月(北野本訓))② 陸路から。陸路を。[初出の実例]「かくて我はかちより、北の方をば船より下(くだ)し給」(出典:栄花物語(1028‐92頃)玉の村菊) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例