得能通言(読み)とくのう みちとき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「得能通言」の解説

得能通言 とくのう-みちとき

?-? 南北朝時代の武将
伊予(いよ)(愛媛県)の人。後醍醐(ごだいご)天皇の隠岐(おき)脱出に呼応し,土居通増(みちます)とともに挙兵,長門(ながと)探題金沢(かねざわ)(北条)時直をやぶる。のち新田義貞(よしさだ)に属して建武(けんむ)3=延元元年(1336)摂津(せっつ)湊川(みなとがわ)(兵庫県)で足利尊氏とたたかって敗れ,北国にのがれる途中,討ち死にしたという。通称は弥三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android