徙倚(読み)しい

精選版 日本国語大辞典 「徙倚」の意味・読み・例文・類語

し‐い【徙倚】

  1. 〘 名詞 〙 歩きめぐること。さまようこと。
    1. [初出の実例]「未芬芳徒徙倚、留連林表晩光斜」(出典凌雲集(814)神仙苑花宴賦落花篇〈嵯峨天皇〉)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐哀時命〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「徙倚」の読み・字形・画数・意味

【徙倚】しい

さまよう。低する。漢・司馬相如長門の賦〕(しばら)く東廂に徙倚し、夫(か)の靡靡(びび)として窮まり無きをる。

字通「徙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android