徙倚(読み)しい

精選版 日本国語大辞典 「徙倚」の意味・読み・例文・類語

し‐い【徙倚】

〘名〙 歩きめぐること。さまようこと。
※凌雲集(814)神仙苑花宴賦落花篇〈嵯峨天皇〉「未芬芳徒徙倚、留連林表晩光斜」 〔楚辞‐哀時命〕

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普及版 字通 「徙倚」の読み・字形・画数・意味

【徙倚】しい

さまよう。低する。漢・司馬相如長門の賦〕(しばら)く東廂に徙倚し、夫(か)の靡靡(びび)として窮まり無きをる。

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