御三間(読み)おさんのま

精選版 日本国語大辞典 「御三間」の意味・読み・例文・類語

おさん‐の‐ま【御三間】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 貴族邸宅で次の間につぐ奥向き部屋。特に、江戸幕府大奥の室。
    1. [初出の実例]「於御三間御酒有之」(出典言継卿記‐永祿一二年(1569)二月二九日)
  3. 御三の間に詰める江戸幕府の大奥女中職名掃除雑用に従事した御目見以下の女中。〔明良帯録(1814)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む