御免下駄(読み)ゴメンゲタ

デジタル大辞泉 「御免下駄」の意味・読み・例文・類語

ごめん‐げた【御免下駄】

宮中雨天の際、特に履くことを許された畳付き楕円形駒下駄。宮中での履物草履に限られていたところからいう。

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精選版 日本国語大辞典 「御免下駄」の意味・読み・例文・類語

ごめん‐げた【御免下駄】

  1. 〘 名詞 〙 畳付きの楕円形の駒下駄の称。草履(ぞうり)常用禁中で、雨天のときだけはくことを許されたところからいう。ごめん
    1. [初出の実例]「さる屋敷がたの客、前のかたのまるき御めん下駄(ゲタ)をはいて」(出典洒落本・柳巷訛言(1783))

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