御入(読み)おいり

精選版 日本国語大辞典 「御入」の意味・読み・例文・類語

お‐いり【御入】

〘名〙 (「お」は接頭語)
① はいって来ることをいう尊敬語。おいで。御入来。
※車屋本謡曲・鉢木(1545頃)「『さらばよ常世』『又おいり』」
② (「お入りある」「お入り候」の形で) 尊敬または丁寧の意を表わす。→御入有(おいりある)御入候(おいりそうろう)

おん‐いり【御入】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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