御判(読み)ゴハン

デジタル大辞泉 「御判」の意味・読み・例文・類語

ご‐はん【御判】

相手を敬って、その印判・書き判をいう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御判」の意味・読み・例文・類語

ご‐はん【御判】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 )
  2. ある人を敬って、その印判、書判(かきはん)をいう語。
    1. [初出の実例]「可其飢之田、被聞有倉廩、豊前中務烝奉行之、仲奉書被御判云云」(出典吾妻鏡‐寛喜三年(1231)三月一九日)
  3. ごはんもつ(御判物)
    1. [初出の実例]「朝妻の狩座(かりくら)末代とどむべしとの御判(ごハン)を申しくだされ、もろともに判形をそへておかれければ」(出典:曾我物語(南北朝頃)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android