精選版 日本国語大辞典 「御印し」の意味・読み・例文・類語 お‐しるし【御印・御徴】 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )[ 一 ] ( 御印 ) 実際には役に立たない、また、あまり価値がない、気持や形だけのもの。[初出の実例]「短かい脇差のやうな物を刀にして御印(オシルシ)に挟(さ)して居たが」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉雑記)[ 二 ] ( 御徴 ) 分娩第一期に見られる血性のおりもの。子宮口の開大にともない卵膜の一部が子宮壁から剥離しておこる。分娩開始の徴候とされる。しるし。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例