御参る(読み)オマイル

デジタル大辞泉 「御参る」の意味・読み・例文・類語

お‐まい・る〔‐まゐる〕【御参る】

[動ラ四]食う」「飲む」の尊敬語。召し上がる。
「そなたは二粒づつ―・れ」〈咄・醒睡笑・六〉

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精選版 日本国語大辞典 「御参る」の意味・読み・例文・類語

お‐まい・る‥まゐる【御参】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「まいる(参)」に接頭語「お」の付いたもの ) 「くう(食)」「のむ(飲)」などの尊敬語。召し上がる。
    1. [初出の実例]「かまいて旅をめされば、只物をようをまいれと云てをしへて」(出典:四河入海(17C前)一)
    2. 「大児役(おほちごやく)にそなたは二粒づつおまゐれ」(出典咄本・醒睡笑(1628)六)

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