デジタル大辞泉
「御命講」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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お‐めいこう【御命講】
- 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 一〇月一三日、日蓮忌に行なわれる法会(ほうえ)。弘法大師の御影供(みえいく)とまちがえられるのをさけていう「大御影供(おみえいく)」の変化したものといわれる。おめこう。おめこ。御影供(おめいく)。御会式(おえしき)。《 季語・秋(もとは冬) 》
- [初出の実例]「程なくおめいかうぢゃとて、寺より案内ある」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)上)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の御命講の言及
【御会式】より
…日蓮宗の各寺において,日蓮の忌日(10月13日)に営まれる,宗祖報恩のための法会をいう。御影供(みえいく),御影講(みえいこう)ともいうが,とくに〈御命講(おめいこう)〉(大御影供がなまってオメイクとなる)と称して,弘法大師忌の[御影供]と区別している。日蓮入寂の地である東京都大田区池上の[本門寺]と,杉並区堀ノ内の[妙法寺]の御会式はもっとも盛んである。…
※「御命講」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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