御宿かわせみ(読み)オンヤドカワセミ

デジタル大辞泉 「御宿かわせみ」の意味・読み・例文・類語

おんやどかわせみ〔おんやどかはせみ〕【御宿かわせみ】

平岩弓枝による時代小説のシリーズ。江戸大川端にある旅籠「かわせみ」を舞台とする連作短編小説。第1作は、昭和48年(1973)に雑誌「小説サンデー毎日」に掲載された「初春はるの客」。途中掲載誌を「オール読物」に変更しながら30年以上にわたり連載が続き、平成17年(2005)の「公孫樹の黄ばむ頃」(のち「公孫樹の葉の黄ばむ頃」に改題)をもってシリーズ完結。作品数は250を超える。平成19年(2007)からは、明治維新以降に時代を移した続編「新・御宿かわせみ」シリーズの連載を開始。

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デジタル大辞泉プラス 「御宿かわせみ」の解説

御宿かわせみ

①平岩弓枝による時代小説のシリーズ。旅籠「かわせみ」を舞台とした連作短編小説。連載は1973年~2005年、250を超える作品数がある。
②①を原作とした日本のテレビドラマシリーズのひとつ。時代劇放映NHK。1980年~1983年にかけて真野響子をヒロインとするシリーズが、2003年~2005年にかけて高島礼子を主人公とするシリーズが放映された。
③②の第1シリーズ。放映は1980年10月~1981年3月。全24回。脚本:大西信行ほか。出演:真野響子、小野寺昭ほか。

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