御己証(読み)ゴコショウ

精選版 日本国語大辞典 「御己証」の意味・読み・例文・類語

ご‐こしょう【御己証】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 ) 宗祖などが師の教えを受けずに自ら悟った道をいう仏語
    1. [初出の実例]「没後葬礼の助成扶持の一段を当流の肝要とするやうに談合するによりて祖師の御己証もあらはれず」(出典:改邪鈔(1337頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android