御己証(読み)ごこしょう

精選版 日本国語大辞典 「御己証」の意味・読み・例文・類語

ご‐こしょう【御己証】

〘名〙 (「ご」は接頭語) 宗祖などが師の教えを受けずに自ら悟った道をいう仏語
改邪鈔(1337頃)「没後葬礼の助成扶持の一段当流の肝要とするやうに談合するによりて祖師の御己証もあらはれず」

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デジタル大辞泉 「御己証」の意味・読み・例文・類語

ご‐こしょう【御己証】

仏教の宗祖がその宗義について独自に悟った道。御自証。

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