御座直し(読み)ゴザナオシ

デジタル大辞泉 「御座直し」の意味・読み・例文・類語

ござ‐なおし〔‐なほし〕【御座直し】

謁見のときに主君自らの座を移して、相手敬意を表すこと。
「―の侍、御目見得の時、君の御座を直し給ふは臣下の面目也」〈松屋筆記
御寝所を整える女の意から》めかけ
「この奉公に出る女をめかけ、てかけとも、又は莚敷むしろしき、―とも異名あり」〈浮・好色床談義・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android