御座直し(読み)ゴザナオシ

デジタル大辞泉 「御座直し」の意味・読み・例文・類語

ござ‐なおし〔‐なほし〕【御座直し】

謁見のときに主君自らの座を移して、相手敬意を表すこと。
「―の侍、御目見得の時、君の御座を直し給ふは臣下の面目也」〈松屋筆記
御寝所を整える女の意から》めかけ
「この奉公に出る女をめかけ、てかけとも、又は莚敷むしろしき、―とも異名あり」〈浮・好色床談義・三〉

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