御意にかけらる(読み)ぎょいにかけらる

精選版 日本国語大辞典 「御意にかけらる」の意味・読み・例文・類語

ぎょい【御意】 に かけらる

  1. 貴人などが、お心にかけてくださる。ご心配くださる。配慮してくださる。
    1. [初出の実例]「我を御意にかけられば王稽を貴くないてたまわれぞ」(出典:史記抄(1477)一二)
    2. 「さだめて不死のねり薬少々御所持候はば、御意に懸(かけ)られよ」(出典随筆独寝(1724頃)上)
  2. 「気をつける」「注意する」などの意味を敬っていう語。ご注意なさる。お気をつけになる。
    1. [初出の実例]「毎度さ様の所を、無油断御意に懸らるべく候」(出典:宗祇初心抄(1473頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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