御意次第(読み)ぎょいしだい

精選版 日本国語大辞典 「御意次第」の意味・読み・例文・類語

ぎょい‐しだい【御意次第】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 行動動作などが、貴人主君などの気持によって決まること。御意のまま。
    1. [初出の実例]「上の御意次第(ぎょいシタイ)を守てはたらかしむは」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)四)
    2. 「御意次第(ギョイシダイ)と戴いて一つ請くる時、酒雫(しづく)もなし」(出典:浮世草子好色一代男(1682)八)

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