御旅宮本町(読み)おたびみやもとちよう

日本歴史地名大系 「御旅宮本町」の解説

御旅宮本町
おたびみやもとちよう

下京区四条通寺町東入

東西に通る四条通(旧四条大路)を挟む両側町。数軒の小町である。

平安京の京域外であったが、祇園ぎおん(現東山区)への通路として比較的早い時期より開けていた。天正一九年(一五九一)豊臣秀吉の命により、祇園社の御旅所が五条坊門烏丸より当町に移されて後は社地であった。明治二年(一八六九)現町名になった。

当町には慶長の初めには冠者殿かじやでん社が移されている。冠者殿社は祇園社の境外の摂社で、もとは烏丸高辻北(現下京区大政所町)にあったが、天正一九年に樋口高倉の地に移され、慶長の初め四条御旅所に移された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む