御望村(読み)ごもむら

日本歴史地名大系 「御望村」の解説

御望村
ごもむら

[現在地名]岐阜市御望

独立山塊の御望山(二二五・二メートル)から西に展開し、東はほら村、北は則松のりまつ村・村山むらやま村。慶長郷帳および元和二年(一六一六)の村高領知改帳に村名がみえ、高六三八石余で奥平忠隆(加納藩)領。同藩の家中知行渡方帳(森文書)によれば家臣七名の給地。寛永九年(一六三二)幕府領となったが、同一六年一部は加納藩領となった。正保郷帳によれば加納藩領二八二石余・幕府領三五六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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