御油田村(読み)ごゆでんむら

日本歴史地名大系 「御油田村」の解説

御油田村
ごゆでんむら

[現在地名]坂井町御油田

竹田(たけだ)川と田島(たじま)川の合流地点の南側、両川に挟まれて位置し、北西は田島川を挟んで長屋(ながや)村。「越前国名蹟考」は「此村は往古豊原寺の灯明料なる故御油田と云」と記す。

慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では長畝下(のうねしも)郷に属しており、村名は正保郷帳にみえる。同帳によれば田方四〇一石余・畠方三五〇石。貞享三年(一六八六)以降幕府領となり、のち福井藩預領となった。当村は畑地も多いが、田島川沿いには湫地(ふけち)とよばれる低湿地も相当あり、天保五年(一八三四)には、延べ二万九〇〇人の村人足と二万五二五人の雇人足を用いて五町一反の土地に二尺ずつ土を入れ、一〇石二斗ほどの増収を図った(「越前国坂井郡舟寄村外六ケ村泓田土入畑田成御取箇増方取調帳」池邑家文書)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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