御物袋(読み)ごもつぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「御物袋」の意味・読み・例文・類語

ごもつ‐ぶくろ【御物袋】

  1. 〘 名詞 〙 御物(ごもつ)を入れて保管する袋。特に、茶道では、いわれのある高価な茶入などの茶器を入れておく袋。金襴縮緬(ちりめん)などが使われる。御物。
    1. [初出の実例]「山は夏青磁の貌顕して〈意楽〉 御物袋を出る朝風〈西嵐〉」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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